雷光が暗闇を引き裂いた。何かが壁に激しく叩きつけられる。
 スレイドは男の眼前に杖を突きつけた。先にはめ込まれた明滅を繰り返す宝玉に、男は顔をゆがめた。
「俺に逆らうとは、いい度胸だ。覚悟は出来ているんだろうな?」
「お、俺が悪かった・・・・・・。だから、杖を・・・・・・杖をおろしてくれ。頼む・・・・・・」
 目の前の壁に寄りかかるように座り、男は苦しそうに懇願する。魔族も命乞いをするものだとは初めて知った。
(所詮、こいつは雑魚だと言うことか)
 スレイドは哄笑を上げると、男の胸板を踏みつけた。もちろん、杖はおろしてなどやらない。 異形の男はくぐもった声でうめいた。
「遅せえよ。さっさと消えろ」
「く・・・・・・馬鹿な。俺を・・・・消せ、ば・・・・・お前の力・・・・削がれ、る、ことに・・・なる」
 男は説得を諦め、こちらを脅すことに下らしい。身の程知らずもいいところだ。
「馬鹿はお前だ。お前の存在が消えたところで、俺には関係ない」
 スレイドは口元に酷薄そうな笑みを浮かべた。
「この俺を、その辺りの三流と一緒にしてもらっちゃ困るな」
 言い捨て、呪文を唱え始める。普通の人間には理解できない言葉。 だが、落ちぶれても魔族だけあって、目の前の男にはその意味がわかったらしい。いびつな顔を更に歪ませた。
「そ、その呪文は・・・・・・!やめろ!やめてくれぇぇ!!」
 呪文が完成する。男の絶叫が暗闇に響き、やがて静寂が訪れた。
 スレイドは足元に転がった赤い宝石を拾い上げた。魔族の心臓と呼ばれる魔力の塊、魔族の命そのものだ。
「お前らの力だけいただく方法も、ちゃんと用意してあるんだぜ?・ ・・・もう聞こえてないか。ま、これからもせいぜい、頑張ってくれよ」
 スレイドは冷たく輝く宝石に口付けをした。
「なあに?今の、すっごい悲鳴・・・・・・」
「げっ・・・・・・」
 スレイドは慌てて宝石を懐へと押し隠した。ヒールが石畳を叩く音が近付いてくる。 入り口を振り返ると、丁度扉が開けられ一人の女が隙間から顔をのぞかせた。同じ邪教徒に組する黒魔術師の女だ。
「あら、スレイド・・・・・・今のはあんたの仕業?」
「・・・・・・ああ。悪いか」
 スレイドは渋い表情で答えた。まずい所を見られたかもしれない。 古代魔術が使えることは、邪教徒の連中には教えていないのだ。
「朝っぱらから契約の儀式なんて、いい趣味してるわ。私は構わないけど。 隣の部屋のゴロツキどもなんか、吐いてるんじゃないの?一応、場所は選んであげたら?可哀想じゃない」
 けらけらと笑いながら女は言う。さほど連中の心配をしている様子もない。
 場所を選べるなら、選びたかった。だが、今回はあの魔族がいきなり襲い掛かってきたのだ。 無人のこの部屋の中だっただけ、まだマシだ。
 契約した魔族に襲われることは珍しいことではない。 魔族は人間を所詮、餌としかみなしていないから、隙を見せれば、例え契約済みだろうと襲われることはある。 黒魔術師を続けるのにも結構苦労するのだ。 むろん、大陸・・・・・・ルミナスの奇跡の元では魔族は存在できないから、普段は襲われる心配などないのだが。
(俺たち黒魔術師が、ルミナスの恩恵にあずかるなんて皮肉なもんだな)
 スレイドは薄く笑みを浮かべた。
「一つ、文句を言うなら。あんた見境なさ過ぎよ。爺さんの悲鳴なんて、聞いても面白くないじゃない」
 女は一転して、つまらなそうに肩をすくめた。
 どうやら、先ほどの魔族の悲鳴を、生贄にされた人間のものだと勘違いしているらしい。 それなら好都合だ。わざわざ誤解を解いてやる必要もない。
「生贄なんぞ、どうせ魔族にくれてやるんだ。魔力の強いやつなら誰だっていいだろうが・・・・・・」
「あら、どうせなら若い子のほうがいいじゃない?見てて楽しいわ。まだ先のある子が果てるところは・・・・・・」
 女はうっとりしたように目を細める。 まったく、この女の趣味の悪さには辟易する。 黒魔術師に人道を説くだけ無駄だが、それにしてもこの女は黒魔術師の中でも群を抜いている。
(こいつの儀式のやり方と言ったら・・・・・・胸糞悪い)
 スレイドは渋面を作り、女から視線を逸らす。
「そうかよ。悪いが、お前の趣味の話に付き合っている暇はない」
「あら、残念。あなたの声、好きよ?そのうち叫んで欲しいわ。私の目の前で・・・・・」
 残虐そうな笑みを浮かべる女を、スレイドは鋭く睨みつけた。
「・・・・・・今から相手してやろうか?」
「やあね、冗談よ。そんなに怖い顔しないで?」
「ふん、どうだか・・・・・・」
 黒魔術師も魔族と同じだとスレイドは思う。機会があれば互いを食いつぶそうと、互いに隙を狙っている。 異形の者の力を借りている分、どんな三流でも並の魔導師よりは魔力が高いのだから、 黒魔術師は他の黒魔術師にとって恰好の生贄にもなりうる。
「・・・・・・欲がないだけ、魔族のほうがましかもな・・・・・・」
「・・・・何の話?」
「いや。それより、どうする気だ?」
 スレイドは油断なく杖を構える。女は媚びるような笑みを浮かべた。
「冗談だってば。たった今強くなっちゃったやつを狙ったりしないわよ。・・・それに、みんなに怒られちゃう・・・・・・はい、これ」
 差し出された小さな紙をスレイドは怪訝そうな表情で受け取った。 読み進めるにつれて、スレイドはだんだん不機嫌そうに眉をひそめる。 そしてついに、紙をぐしゃりと握りつぶした。
「・・・・・・なんで、俺なんだ!」
「だって、あなたしか出来る人がいないんだもの。よろしくね」
 女はウィンクを残して去っていった。 スレイドはその背中に光球でもぶつけてやりたい衝動をこらえ、代わりに傍らの壁を力いっぱい叩いた。

「くそっ!何でいつも俺なんだ!」
 今日、何度同じ台詞を言っただろうか。スレイドは舌打ちをしながら大通りを早足で通り過ぎた。 こんな姿は出来る限り他人に見られたくはない。
 レインの町。聖都南東地域の貿易の要の都市。 割合、治安のいい地方な事もあって、大陸中から物資が集まる。 その分冒険者たちは少ない。だが、トレジャーハンターなどが見つけてきた、財宝や古い魔術書は各国からこの町へも流れてくる。
 スレイドはその町の大通りを、ひたすら北へと向かっていた。 町に着いたのは昼前だと言うのに、もう既に太陽が西の山にかかろうとしていた。
(ちぃっ・・・・・こんな時間に・・・・・・まあ、これが手に入っただけまだましか)
 スレイドは手元の本をちらりと見、嘆息した。たまにこういう掘り出し物が転がっていたりするのだ、この町は。 これがなければ、誰に何を言われようとこんな所に来はしない。
 町の中央の広場に差し掛かり、更に足を速めようとし、
「うげっ!」
 スレイドは呻いてすぐ傍の路地へと隠れた。一番会いたくないやつがそこにいた。いつもなら、喜ぶべきなのだろうが・・・・・・
「ちくしょう・・・・・今日は厄日だ・・・・・・」
 壁の影から首だけを突き出して、広場の様子を伺う。 黒ずくめの男が街角でこんなことをしていては怪しいことこの上ないのだが、そんなことはこの際気にしていられない。
 商人や町人ばかりのこの町の広場で冒険者らしい服装はかなり目立つが、 すぐに目を引いたのは、一度見たら忘れない見事なプラチナブロンドだ。 身につけている特殊な形状の銀剣も漆黒の装備も、いずれもかなり使い込まれたもののようだった。
「よりによって、なんでここにいるんだよ・・・・・・・エレクトラ!」
 苦々しくつぶやきながら、首を引っ込める。
 エレクトラ=セラフィス。大陸中に名をはせる賞金稼ぎの一人だ。剣術だけでも相当なもので、その上気孔術まで使いこなす。 人前では魔術を使うことは少なく、したがって、知っている人間も少ないようだが、魔導師としてもかなりの腕前だ。 だが、おそらく一番得意なのは――――
 今見つかればどうなるか想像してしまい、スレイドは大きく舌打をした。もう一度広場の様子を伺う。
 広場中央の噴水の傍らにエレクトラはいた。 北に抜けるには、この広場を通り抜けるしかなく、見つかるのが嫌なら彼女がいなくなるのを待つしかないだろう。 腰をかがめ、服にしがみついく数人の子供たちに、何か話しかけている。神官服の女が傍にいるところを見ると、孤児たちだろうか。
 その様子を眺め、スレイドは思わず息を呑んだ。
(・・・・・・あいつ、あんな顔で笑えたんだな)
 子供たちに話しかけるエレクトラが浮かべているのは、 いつも顔を合わせるときのような、作ったわざとらしい笑顔や好戦的な笑みではなく。 とても穏やかでやわらかい微笑だった。心の底からうれしそうな――――
(・・・・・・まるで、女神・・・・・・)
 脳裏をかすめた言葉に、スレイドは慌てて頭を振った。
(女神だと?・・・・・・黒魔術師だぞ、俺は!)
 意味も無く慌てて路地へと引っ込む。息をつき、再度広場へと目を向ける。
子供たちや神官の姿もエレクトラの姿も、見当たらない。 少し残念に思いながらも、スレイドは安堵の息をつく。路地から出て再び大通りを歩き出そうとした。
 大通りに出たとたん、何かにぶつかった。転びはしなかったものの、持っていた荷物を一つ取り落とした。
「うわ!?」
 荷物は、空中で受け止められた。
「すいません、大丈夫ですか・・・・・・・・・うっ!?」
 荷物を受け止めた人物はこちらを見るなり、露骨に嫌そうな顔を浮かべた。 この表情には嫌と言うほど見覚えがある。 今回ばかりは、きっと自分も同じような顔をしていることだろう。
(くそ・・・・・・油断した)
 己の迂闊さを呪いながら頭を押さえるスレイドに、エレクトラは顔をしかめながら荷物を差し出した。
「・・・・・・こんなところで、何をやっているのよ・・・・・・スレイド」
「それはこっちの台詞だ」
 スレイドは荷物をひったくると、エレクトラを見下ろした。 広場から姿が消えたのは、こちらに向かって歩いてきたからだったのだろう。 路地と荷物の死角になって姿が見えなくなっただけだったのだ。
 エレクトラは答えず、ぶしつけにスレイドの姿を見た。両腕いっぱいに紙袋を抱えたスレイドの姿を。
「・・・・・・下っ端その一に降格?」
「違うっ!だから嫌だったんだよ!お前に会うのは!」
(この小娘のどこが女神だ、くそっ!)
 スレイドは内心で毒づく。とはいえ、この姿ではそう言われても仕方がないだろう。 スレイドは両腕に抱えていた荷物を足元へ置いた。見てみろ、とばかりに指を差す。 エレクトラは袋の一番上に入れられた本をひょいと取り上げた。
「・・・・・・古文書?へえ、結構勉強家なのね。こっちは・・・・竜の爪。ちゃんと真っ当な魔導師らしいことやってたんだ」
 袋の中を覗き込み、感心したようにエレクトラはスレイドをみる。
「まあな」
(うまく誤魔化せたか・・・・・・?)
 探るような視線を向けるスレイドに、エレクトラはにっこりと笑った。
「しょっちゅう顔を出すから、生贄漁り以外にやることないのかと思ってたわ。暇そうでうらやましいなーって」
「なっ・・・・・この場で、魔族の餌にしてやろうか!?」
「ふうん?結界の中でも儀式が出来るようになったの?腕を上げたわね。すごいわ」
 エレクトラはかなり抑揚のない口調で言いながら肩をすくめた。 どんなに有能な黒魔術師でも、大陸のど真ん中で魔族を召喚できるはずがない。
 スレイドは言い返す言葉が見つからず、無言で拳を握り締めた。
(・・・・・・・もう、女神と見間違えてなどやらん!)
 美人だとは思う。黙ってさえいれば。踊り子としてでも食っていけるだろう。 だが、残念なことにエレクトラの十八番は口撃だ。 過去に何度も生贄にしてやろうとして、毎回この口に負けている。
「・・・・・・お前なら、あの性悪女も失望させられるかもな」
 スレイドは不意に朝方の女との会話を思い出し、大きくため息をついた。 エレクトラが泣き喚くところなど想像もつかない。 あの女の忌々しい笑みも得意技で崩せるのではないだろうか。少し見てみたい気もする。
(・・・・・・こんな、またとない素質の持ち主、あの女に譲ってやる気は無いが)
 しゃがみ込み、荷物に手を伸ばす。 エレクトラは意外そうにスレイドを見下した。
「珍しい。もう行くの?」
「あいにく、暇じゃないんだ。また今度な」
 武器を持ってきていない上に、町中だ。ここに長居をするのは得策ではない。
「・・・・・・別に、今度はなくていいわよ・・・・・・」
 疲れたようにつぶやくエレクトラを無視し、もう一度紙袋を持ち直そうとした瞬間、スレイドの懐から紙切れがこぼれ落ちた。 なぜか握りつぶされたように皺がよっている。
(げっ・・・・・)
 慌てて掴もうとするが、両手が塞がっていてそうもいかない。エレクトラは紙切れを掠め取った。
「何これ?」
「馬鹿!見るな・・・・・・」
 スレイドの制止もむなしく、エレクトラは紙切れを広げ読み上げる。
「えーっと・・・竜の牙、人魚のうろこ・・・・・・・・たまねぎ、小麦、乾し肉、卵、芋・・・・・?」
 エレクトラはしばらく黙り込んだ後、戦慄くスレイドをみた。その視線はとても冷たい。
「・・・・・・やっぱり、パシリ・・・・・・」
「ちっがーう!お前らのせいだ!ちくしょう!」
 スレイドはいきなり顔を上げ、絶叫した。通行人が数人驚いてこちらを見る。
「あー、すいません。なんでもないですから・・・・・なんで、私のせいなのよ?」
 通行人をとりなして、エレクトラは不本意そうに言った。スレイドは荷物を再び荷物を置き、エレクトラに指を突きつけた。
「お前ら賞金稼ぎなんてものがこの世にいるから、俺がこんなことしなきゃならねえんだ!」
「そんな、理不尽な・・・・・・」
「ああ、理不尽だ!あの馬鹿どもが町中を動けないからって、なんで俺がこんな雑用までやる羽目になるんだ! 大体、仮とはいえ、あんな辺鄙なところにアジトなんか作るんじゃねえよ!大陸の外だと!転移の術が使えなきゃ、買い物もできやしねえ!」
 エレクトラは癇癪を起こした子供のように地団駄を踏むスレイドを驚いたように見つめ、やがて手を叩いた。
「・・・・・・なるほど。黒魔術師しか町にこれないのに、お仲間さんは手配されてて町に近づけないわけ?」
 スレイドは息を切らしながら頷く。魔族と契約を結ぶ儀式の性質上、黒魔術師は多額の賞金がかけられている者が多い。 スレイドは数少ない例外なのだ。だから今回、貧乏くじを引く羽目になった。
「・・・・・・大陸の外か・・・・・・残念」
「はあ?なんだと?」
 エレクトラは腰に手を当て大仰に肩をすくめた。
「賞金首がごろごろしてるんでしょ?あなたのアジト・・・・・・うまくいけば、しばらくのんびり出来たのに。 けど、さすがに外まで行く気はないわね・・・・・・」
(・・・・・・この、金の亡者め・・・・・・)
   複数の黒魔術師に単身で挑むことを危険だとは思わないのか。 賞金の事のみを真剣に思案している様子のエレクトラを見ていると、なんだか急に疲れてきた。スレイドはため息をつき、荷物を持ち直す。
「俺は帰る。・・・・・・次こそ覚悟しておけ」
「・・・・・・その恰好でそんな台詞、締まらないわよ?」
「うるさい!くそっ・・・・・・」
 口で何を言ってもエレクトラに勝てるわけがない。これ以上恥をさらさないためにも、スレイドは町をさっさと去ることにした。 旧街道に抜けてしまえば、後はアジトにしている遺跡まで跳ぶだけだ。

 片手で紙袋を抱え、朽ちかけた扉もう片方の手で何とか開く。中から漂ってきた臭気に、スレイドは顔をしかめた。
「よお、帰ったのか。ご苦労さん」
「お帰りなさーい!町はどうだった?」
 部屋の中にいた数人の男女がこちらを向く。中央のぼろぼろの机には酒瓶が転がっている。
(こいつら・・・・・・人が苦労している間に!!!)
 へらへら笑いながら近付いてくる男の顔面を、スレイドは危うく殴り飛ばしそうになった。
「・・・・・・今、帰ったぜ。俺はもう寝る!これはお前らの奢りだからな!釣りは返さねえ!」
 怒りを無理やり押さえ込み、スレイドは男に荷物を押し付けると、一番上の本だけをひったくって踵を返す。
「なんだよ。ずいぶん不機嫌だな。なんかあったのか・・・・・?」
「ああ!朝からろくな事がない!・・・・・・次に食料が尽きるまでに、遺跡の探索終わらせろよ!俺はもう絶対やらねえ!」
 スレイドは一方的に言うと、扉を乱暴に閉めた。
 そのまま早足で、この遺跡に逗留する間自室と決めた小部屋へと向かう。
 小さな部屋には簡素な机とベッドがある。スレイドは古文書を机の上に放ると、木戸に手を当て窓を開けた。月が昇りつつある。
「あーっ、くそお!また今日も、解読が進まなかったじゃねえか!」
 スレイドは苛立たしげに机の上に重ねてあった石版を叩く。同僚の目を盗んでちょろまかしておいたものだ。 邪教徒に協力してやる気はさらさらない。他の連中も似た様なものだろう。黒魔術師など大概利己的なものだ。
(見た限り、この遺跡で価値があるのはこれだけだ。これさえ解読できれば・・・・・・)
 だが、すっかり疲れてしまって、今日はせっかく手に入れてきた古文書を開く気力もない。 スレイドは深いため息をつくと、ベッドの上に身を投げた。立て付けの悪いベッドは大きくきしむ。
「まったく、今日はとんでもない一日だったな・・・・・・」
 スレイドは、つぶやきながら窓の外を見つめる。吹き込んできた風に目を細めた。夜風はかなり冷たくなってきたようだ。
「だが・・・・・・・まあ、最悪でもなかったか?珍しいものも見れたし」
 窓の外の白金に輝く月をしばらく眺め、スレイドは微かに笑みを浮かべ瞳を閉じた。




華雪ちゃん宅で666hitを獲ってキリリクした小説ですー☆
スレイドさん、素敵だーvv
頑張って獲ってきた甲斐があったよ、ママン。

スレイドさんは敵になりきれない所も魅力の1つだと勝手に思ってますよ。
私はやっぱりエレクトラとスレイドのコンビ(?)が好きですー。
華雪ちゃん、ありがとうございましたvvv








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